ジョーゴ沢アイスクライミング
2002.12.14~15

ジョーゴ沢 右又 大滝
いよいよアイスデビュー。アックスとバイルもそろえて気合い充分で望んだ初アイスでした。選んだツールはDMMのFLYのアックス、バイル。アイゼンは縦爪ではないマルチユース向けのSIMONのマカルー。靴はスカルパのプラブーツベガ。アイスもやりたいけど冬季登攀、アルパイン志向でもあるのでこの選択は悪くないと思っている。また、うまくなってきたらBDのバイパーみたいな先鋭的なヤツを買えばいいやと思ってます。(ただ、プラブーツは足が蒸れてしまって具合が良くないので来シーズンはBOREALのG1とかが欲しいなー)アックスを買ってからはデビューが待ち遠しくて、ICE WORLDを読み、ピックをヤスリで削り、壁に穴を開けたり、フッキングしたりして子どものようでした。実際FLYを選んだのは、マルチユースで評判高いことに加え、デザインが素晴らしくまさに「機能美」を感じたからです。
 さて、初日はまず赤岳鉱泉まで歩く。若さとバカさで途中数パーティーを抜いていい気になっていたらサングラスを落としてしまっていた。ショック。気を取り直し赤岳鉱泉でテン場利用料(トイレ新設で1000円に値上がり)を支払いテントを設営、そのごジョーゴ沢へ向かう。トレースもしっかりついていて迷うこともなくF1到着。アイスボルダリングを楽しむ。斜度もないから怖くもないし、とにかく刺したかったアックスを思う存分刺して登る。F2は残念ながら結氷状態が悪く左側から巻く。(カジタのバナナピックを使っている人もいたけどダメそうだった)F3は登る価値の無いほどの小ささで雪に埋まってもいた。パートナーカネゴンと相談して、右又に突入した。
右又の大滝は結氷状態もまずまず。下でBDのアイススクリューをねじ込んだりしてみた後、カネゴンリードで登る。そのご僕はトップロープで登り、色々なルートから楽しんだ後、初リード。このレベルなら当然かも知れないけどアックステンション無しのフリーで何とか登り切ることができた。上部つららになっていてかぶり気味で、冷や汗をかいた。適当な時間になったのでテン場へ戻り、テントに潜り込む。3シーズンテントだが快適に眠れる。ただし、エアマットが不良品ぽくて下からの冷え込みが辛い。

 

ジョーゴ沢 乙女の滝 左又本谷大滝? ナイアガラ
2日目は左又へ向かう。アイスボルダリングを楽しみながら乙女の滝へ。結氷状態は良く適当な難度もあり楽しめそうだ。下部はつららのシャンデリア状態のためトップロープで楽しむことにする。滝に向かって右側から回り込める。支点もしっかりしている。ここで本格的なアイスを体験する。右側からまず登り、中央やや左のラインからも上る。つらら状で中断でかぶってくる。ここで初テンション。フリークライミングと違い、墜ちると思ってないのに、突然ピックがはずれ墜ちてしまった。それに加え、力みすぎてすぐにパンプしてしまい、上部ではピックを打ち込むことができない。降りてきて、リストループの長さが短かったことに気づく。凍ったリストループを舐めてとかし、何とか長さを調整しリトライ。なんとかレッドポイント(アイスでもこう呼ぶのかな?)そのご、乙女のスカートのあたりでハングの練習などをする。フィギュアフォーの練習もするが、まあ本番では使えないかな。
 その後左又本谷大滝?に向かう。結氷状態はいまいち。下部は良いのだけれど上部は岩が出ていて、氷の下から流水の音が聞こえる。右側から登る。中間部を過ぎたあたりからは岩が出ていて、フッキングなどを交えながら登る。だがやっぱりまだまだ初心者なので、岩にピックをぶち当ててしまい、きんきんに研いだピックはあえなくひん曲がってしまった。上部が不快なので早々に切り上げてナイアガラの滝に向かう。
 アプローチで先行パーティーの存在に気づく。このあたりから雪が本降りになり、寒さが増してくる。取り付き出準備している先行パーティーは登山家の戸高雅史さんのパーティーだった。以前JONの研修で登山の講習を受けたときの講師で、僕が本格的に山をやるきっかけになった人にあうことができた。色々話をして、アドバイスもしてくれた。ナイアガラはトップロープ。まず左側を登る。このあたりはもう慣れてきたこともあり難なく登る。その後右側を登る。あっさり登り終わると思った最後のマントル部分でピックを刺していた氷が割れフォール。MASAさんより「アイスはしっかり安定した態勢をとってから進んだ方がいいよ」とアドバイスを受けた。確かにMASAさんは一発一発をびしっと決めて、着実に登っていた。フッキングとか、ダイナミックなムーブも必要かも知れないけど、まだ僕には必要ない。アルパインを目指す僕には墜ちない登り方が必要だと思った。


 

活動TOPへ